くすの木 10月号
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4特集松尾農園のみなさん極早生(8月の終わり頃)収穫前のみかんを食べてみました。酸っぱいです。収穫の頃どんな味になるんでしょう。楽しみです!八女のみかん山松尾さんのみかんは9月④週から注文できます。みかん会員募集のチラシは10月①週に配布予定です。(eフレンズでも見られます) 農協で目安にされている農薬の回数を減らし、できるだけ自然に近い肥料にこだわって栽培しています。今回訪問した八女のみかん畑は軽トラックで山道をぐんぐん登ってやっとたどり着く自然の中にあります。虫だけではなく野生動物が畑に入らないよう対策をとっています。濃厚ジューシーなみかんをご賞味ください。今年は裏年にあたり実数は例年に比べ少ないですが、甘さだけではなく酸味のバランスが良く、いつ食べても美味しいみかんを提供したいです。気になるのは天候です。雨が続くとみかん山の崖崩れの心配やみかんの食味に与える影響も気になります。ゴマダラカミキリムシやハダニ、サビダニ、カメムシ等の対策やアナグマ、イノシシの害獣被害も少なくすむように工夫しています。今年の栽培には影響が少なかったですが、来年は肥料や薬も値上がりしていますので頭が痛いです。よく聞かれることですが、みかんの保存について、購入されたみかんは袋から出して通気の良いとこで保存して、できるだけ早めに食べてください。みかんは生きてますから!〈鳥栖・基山エリアくみかつスタッフ 臼井 杏子〉今年も美味しいみかんの季節がやってきます。八女と荒尾でみかんを栽培されている松尾農園を紹介します。松尾農園とコープさが生協の取引は40年近くになります。八女のみかん畑は傾斜地にあり、農作業の大変さを実感しました。みかんは5月上旬頃花をつけその後受粉し実を付けます。花を付ける前から防虫対策をします。オイルで油膜を作ったり、木酢に魚カスやマグネシウムを混ぜた物を2~3ヶ月寝かせ、それを希釈し散布します。7・8月は摘果作業をしながら枯れ枝を除去します。枯れ枝は黒点病の原因となるからです。9月から収穫が始まります。八女は極早生と早生、荒尾は早生と中晩品種を出荷予定です。肥料は品質の良い魚カスを主体にマグネシウム、尿素等みかんの生育によい物を心がけています。肥料の質が良いのでカラスやイノシシに食べられることもあります。報告みかんのカタログ企画予定鳥栖・基山エリアくみかつスタッフより みかん畑の作業について 今年のみかんについてコープさがの産直 松尾さんのみかん

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