ということを会長になって初めて知りました。そもそもコープは、組合員さんの声で進化してきました。だからこそ大切にしなければいけないし、どう活かしていくかが課題といえるでしょう。ちなみに、お寄せいただいた声やご意見に対しては、2週間以内に返事が届くように努めています。 組合員さんはもちろんですが、働く人の声をどう拾って、改善できるかも考えなければいけません。人材不足は深刻な社会問題で、コープさが生協が若い職員さんにとっても働きやすい場所であるか、働きたい場所になっているのか。人が大切だからこそ、働いている方の声もしっかりくみ取っていきたいと思っています。イベント内容はエリアごとに特色があり、産直の生産者さんとの交流やSDGs関連、平和や環境活動などさまざま。それぞれの色を描き始めた、7つのエリアの活動には今後も注目していただきたいです。 そして2024年は、SDGsを意識した取り組みを皆さんと共にさらに進めていきたいです。国や企業が取り組んでいればいいではなく、私たち個人も取り組まなければいけないこと。誰かがやってくれるのを待つのではなく、「今までやってなかったけど、コープさが生協ではこういうこともできるんじゃない?」と、ぜひ声をあげてほしいと思います。皆さんからの新しい声をお待ちしています。2(新栄店リニューアルオープンセレモニー)(長崎原爆資料館へ折り鶴寄贈)会長 松本美和子 略歴2012年 理事2018年 常任理事2022年 会長 〜現在に至る〜2023年を振り返って 昨年の5月より新型コロナも5類に移行し、新しい日常の形がスタートしました。コロナ禍の経済的な影響で、格差の問題は世界を見てもより深刻で、さらにロシアによるウクライナ侵攻は長期化し、世界の情勢の変化は食の供給と直結している事を思いしらされました。会長に就任して1年半が経ちましたが、たくさんの組合員さんと直接お話させていただき、生協としてできる事は何なのか。身の引き締まる思いです。 会長就任後、自分にできることの一つとして、「きらりん☆さが」と題したレポートを隔月で発行しています。活動の中で私が思ったことや感じたこと、会長として出席した会議などについてまとめ、理事会で配布しています。自分自身の振り返りでもありますが、みんなで共有したい私の声を集めた内容になればと頑張って作成しています。組合員さんや働く人の声を 活かしたい コープさが生協では、月に一回コープ九州と合同で「組合員の声を活かす委員会」を開催しています。実はこれが、コープさが生協独自の委員会だ2024年に取り組んで いきたいこと 昨年11月、新栄店がリニューアルしました。売り場の雰囲気や品揃えなど、ご満足いただいているでしょうか。お店づくりにはリサーチが必要で、その情報源となるのが、皆さんにダウンロードをお願いしている新しいアプリ「コーププラス」です。組合員証の提示やお買い得情報、宅配の商品注文もこちらからできるので、ぜひ多くの方にご利用いただきたいです。 もちろん、組合員さんにとっても便利な機能が満載で、イベントカレンダーを開くと、7つのエリアのイベントをチェックでき、申し込みまでできます。コープさが生活協同組合 会長 松本美和子 新年あけましておめでとうございます 新年あけましておめでとうございます
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