は夢中になって遊んでいました。メンバーの佐賀大学の学生が企画したのは「昆虫大作戦」と題し、棚田で昆虫を探すというイベント。手作りの冊子も作ってくれて大好評でした。 参加した子どもたちには毎回アンケートをとり、棚田でやりたいことを書いてもらっています。「虫とりがしたい!」、「泥んこ遊びがしたい!」など、子どもたちの願いは全て叶えるようにしています。そのためリピーターが多く、周りの友達を誘って参加してくれることもあります。 炭山の棚田だけでなく、棚田地域の後継者不足は大きな課題です。遊びを通して棚田の魅力を知ることで、すぐに移住とかは無理でも、田植えや稲刈り、草払いなど作業のお手伝いをする方が増えていく仕組みを作っていきたいと考えています。パークをつくりたい!」という私たち椨展望からの紫陽花と雲海の活動は7年プロジェクトで、2年目となる今年は新しい事業も進めていきます。その一つが、花公園です。いつでも棚田に来てもらえるように四季折々の花を咲かせ、田んぼに入って遊べる空間を作ります。もう一つは、子育て世代を対象に子どもたちがいろんな体験を通して、健康と生きる力を養える“冒険塾”をスタートさせる予定です。 その他、今年度もいろんな楽しいイベントを企画しています。SNSでも発信していますが、ホームページから無料会員に登録してもらえれば、優先的にイベントの案内をお届けし、イベントの様子や棚田の情報をまとめたメールマガジンをお送りいたします。ぜひこちらもご利用ください。 Facebook Instagram〈インタビュー:大橋/文責:福地〉田んぼテーマパーク(webサイト)https://sumiyama.kenko-dk.jp/FacebookやInstagramのフォローもお願いします 。2すみやま農らいふ 代表 吉武亮さん1978年伊万里市生まれ。スポーツクラブでの運動指導の経験を経て、2012年に加圧トレーニングジムを開業。フィットネス業界で活躍するかたわら、2022年「すみやま農らいふ」を設立し、健康づくりと棚田保全を掛け合わせた活動に取り組んでいる。ペットボトルロケット発射田んぼでどろんこ遊び手作りの冊子「冒険の書」米づくりは健康づくりの基本 炭山地区の棚田は、伊万里市南西部、国見山系東部の標高250メートルに位置しています。10世帯が暮らす小さな集落ですが、地元有志の皆さんで「すみやま棚田守る会」を結成され、地域外の団体とも積極的に交流しながら棚田の保全活動に長年取り組まれています。「すみやま農らいふ」もボランティア協定を結んで、地元の方々の協力を得ながら活動を行っています。 そもそもの始まりは、棚田での健康講座の開催でした。歴史をひもといてみると、米づくりこそが健康づくりの基本で、「田んぼで思いっきり体を動かし、田んぼでできた米、畑の野菜を食べれば健康になれる」という考えを多くの人に伝えたかったんです。そんな私の活動に賛同していただき、炭山の棚田の自然や地域の歴史に触れながら坂道を歩いたり、田植えや稲刈りなどを体験する健康講座を開催しました。そして、もっと子育て世代の方たちが楽しめる企画に取り組みたいと発足したのが「すみやま農らいふ」で、昨年4月から活動をスタートしました。子どもたちがやりたいことを叶えます 代表は私が務めていますが、地元の酒造会社や企業・団体、佐賀大学の学生サークルなど多くの方々と協力しながら、子どもも大人も楽しめる体験会や自然活動を企画・実践しています。例えば、子どもたちに大人気だったペットボトルロケットづくり。高低差がある棚田では、平地よりも遠くまで飛んでいくので、子どもたち棚田を子どもたちの最高の遊び場に 「子どもたちが遊べる田んぼテーマ伊万里に田んぼテーマパークをつくりたい!伊万里に田んぼテーマパークをつくりたい!
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