くすの木 8月号
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●2 ⬆船で約01分● 時の太鼓 昭和バス~唐津・東松浦エリアくみかつスタッフおすすめ~松浦川城内橋城内橋宝当桟橋(高島渡船場)宝当桟橋(高島渡船場)●●高島唐津城城内駐車場Ⓟ城内閣●町田川待合所● 宝くじが当たると全国で有名な「宝当神社」。唐津市内の渡船場から定期船に乗り、約10分で到着します。多い時で年間20万人が訪れる活気溢れる離島です。島の歴史を伺うと、古より続いてきた由緒ある島であることが分かりました。約500年前、信州から渡り着いた侍「野崎隠岐守綱吉(のざきおきのかみつなよし)」が高島から海賊を追い払い、それ以降島民たちは二度と被害にあいませんでした。その英雄である綱吉様を祀ったのが宝当神社です。綱吉様が亡くなった時(享年32歳)に島民たちが墓を建立し、明治になって鳥居を奉納しました。社殿は昭和に入って建立され、綱吉様が「宝を当てたような素晴らしい人だった」という由縁からその時に「宝当神社」と名付けられました。お墓は宝当神社の裏参道にあり、隠れたパワースポットになっています。また、宝当神社の守護神は「白虎」。白虎=金運で、オリジナルの御守もたくさんあり、郵送も対応されています。社殿には宝くじ当選のお礼のお手紙がたくさん貼ってあります。元気な宮司さんのお話はとても楽しく、何度も訪れたい場所の一つになりました。 藤原鎌足を祖先にもつ野崎隠岐守綱吉が作ったこの神社は、塩業が盛んだったことから「塩屋」という名前になりました。高島を守る神社として建立された塩屋神社は御祭が年に3回あり、高島を守る氏神さまとして常に島民たちの身近にあります。 波も穏やかな入り江に海水浴場もあり、シャワー室・トイレもあるので1日楽しめます。また、島内は1周20~30分ほどで歩いて観光できるので、定期船の待ち時間に散策するのもオススメです。「海の壁画」は島留学していた子ども達が修復してくれて、たくさんの魚の壁画が楽しめます。防波堤に描かれた壁画社務所 ■唐津市高島523    ●TEL:0955-74-3715     (8:30~16:30)当選のお礼の手紙海水浴場(写真提供:唐津観光協会)いにしえ宝当神社ホームページ宮司の本城万里さんInstagram塩屋神社由緒ある離島「高島」年間20万人の参拝者で賑わう宝当神社のある島宝当神社塩屋神社高島の見どころ

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