くすの木 12月号
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特集値引シールでお得にお買い物できるメリットも♪出典:消費者庁ウェブサイト 一部を加工して作成https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/pamphlet/#guidebookとれすぎや、形が悪い(規格外)などにより流通できず廃棄される生産需要を上回る製造、パッケージの印字ミスや破損による流通側からの返品などにより廃棄される製造配送売れ残り、パッケージの破損などにより廃棄されたり食品製造業者へ返品される“すぐに食べるなら「てまえどり」” “新栄店では「捨てません」 ”販売等小売店では、パッケージの破損や売れ残りによる返品・廃棄、飲食店では作りすぎや客の食べ残しにより廃棄される・野菜くず ⇒ 肥料・魚のアラ ⇒ 飼料・廃油もリサイクルされています“「フードドライブ」にもご協力を”消費使い忘れや食べ残しなどにより廃棄される~食品ロスを考えよう~①「食品ロス」について知ろう②食品ロスを減らしてみよう ~私たちにできること~食品ロスの約半数は、家庭から排出されています。日々の食生活を少し振り返ってみましょう。「食品ロスを減らす」ことは、食費の無駄遣いを防ぎ、ごみを減らすことにもつながります。できることから始めてみましょう。3つのコツ買いすぎない 家にある食品と照らしあわせて、予定を 考えて、必要な分だけ買いましょう。作りすぎない 体調や家族の予定などを考えて、作り すぎないようにしましょう。食べ残さない 作った料理は、早めにおいしく食べきり ましょう。食べ残し、売れ残りや期限が近いなど様々な理由で、食べられる食品が捨てられてしまう「食品ロス」。日本の食品ロス量は約500万トンで、これは毎日、国民全員がご飯茶碗1杯分の食品を捨てていることを意味します。食品ロスは食べものを無駄にしていることのほかにも、それらの処理には多額の費用がかかる事や、燃やす事で生じる、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出増加による環境への影響など、様々な問題につながります。Q1:「食品ロス」と「食品廃棄物」は違うの?A:「食品ロス」はまだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことをいい、「食品廃棄物」とは食品ロスに加え、魚や肉の骨など食べられない部分を含め廃棄される全ての食品由来のものをいいます。Q2:「フードサプライチェーン」ってなんのこと?A:生産者から消費者まで、食品が届くまでの一連の流れをフードサプライチェーンと呼びます。食品を取り扱うときに、フードサプライチェーンの各段階で、食品ロスが発生しています。まずは、私たち消費者まで、食べ物がどのように運ばれてくるのか、その過程でどのような食品ロスが発生しているのか、確認してみましょう。『その量、本当に必要ですか?』➡︎➡︎➡︎➡︎4

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