くすの木 1月号
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2会長 松本 美和子理事長 中原 龍彦専務理事 吉田 清隆トを新しくなった開成本部で企画しています。コープさが生協で取り組んできた平和の取り組みをたくさんの皆様に知ってもらいたいです。戦後80年もですが、世界では紛争や戦争がいまだ続いていて、どういう支援が必要なのかを考えていくことも大切だと思います。中原:生協は組合員さんとの信頼関係が最大の強みです。その強みを生かして事業や組合員活動を広げていきたいと考えています。しかし、生協というブランドに「信頼」のイメージはあるものの、今はもう安全安心が当たり前のような時代です。若い世代のなかには、「生協が何をしているのか知らない」という方も多いでしょう。今年は、私たちの活動を広く知らせていくためにもSNSを上手く活用するなど情報発信力を強め、広報関係に力を入れていきたいです。コープさが生協の認知度を地域の中に広げていく活動を重視したいと思います。吉田:2025年度には、県内で行われる様々なイベントへの参加を積極的に進めていきたいと思っています。生協を知らない人にも商品や活動のことを知っていただく機会にしたいです。また、佐賀市の一部になりますが、移動販売にも取り組む予定です。        吉田専務理事       松本会長       中原理事長均で100名を超えています。とくに生鮮食品やお惣菜の品揃えに力を入れていて、売上を詳細にデータ管理することで、1~2カ月様子を見ても売れない場合は、新しい商品に切り替えるなど日々更新しています。無店舗事業については、理事長から話しがあったように、ここ3~4年で担当職員が新しい人材に入れ替わるなどで体制が整わず、新規加入の声掛けが上手くできていない状況が続いています。中原:また、今年の大きな変化としては、やはり開成本部事務所を全面改装したことです。構想3年、建築に丸1年かかってやっと完成した感じです。松本:コープさが生協の新しい“顔”になり、気持ちも一新しました。2025年に向けて中原:2025年は国際協同組合年にあたるため、日本生協連全体としてのイベントが開催されると思います。それに対して、県内の協同組合連携機構や佐賀県生協連の会員生協と連携しながら、コープさが生協として何をしていくのかを考えなければいけません。もう一つは、戦後・被爆80年ということでのピースアクション、平和活動についてもしっかり取り組んでいきたいです。松本:4月には、平和を考えるイベン〈インタビュー:楽満/文責:福地〉新春トップ対談新春トップ対談2024年を振り返って中原:昨年は役員改選の年でした。長年生協を支えていただいた福井前理事長が退任され、私が理事長に選任されました。私と吉田専務理事との新しい常勤理事体制での1年目でしたので不慣れなこともあり、緊張感に満ちた年でした。さて、2024年度は事業的には、無店舗事業の供給高も伸長していますし、昨年11月に新栄店がリニューアルして1周年を迎え、大きく伸長していますので、全体的には順調に推移していると思います。ただ、無店舗事業については利用者数があまり増えておらず、仲間づくりが大きな課題です。その原因のひとつは、ここ数年ずっと続く職員の人員不足も影響しています。コロナ禍では生協の宅配が重宝され、ご本人様からの申し出により、多くの方に加入していただきましたが、今は状況も変わり、職員の声かけや訪問活動、組合員さんからの紹介による加入を進めなくてはいけない状況ですが、なかなかうまく進んでいません。それでも仲間づくり活動の中では組合員さんからの紹介が一番成約率が高いですね。松本:確かに訪問活動での仲間づくりは厳しい社会情勢となっているようです。昨年を振り返って感じることは、くみかつスタッフさんによる組合員活動がより活発になってきたこと。7つのエリアがそれぞれに特色ある活動をしていて、「えんJOYねっと」の皆さんとの関わりで地域とのつながりも生まれています。今年は活動の幅を広げるために、くみかつスタッフさんと理事会との連携を強め、新しい計画を立てていきたいですね。吉田:昨年まで店舗事業部の運営を行ってきました。2023年11月10日に新栄店がリニューアルして、2024年11月に1周年を迎えることができました。組合員の皆さんから「キレイになった」「商品が見やすくなった」などの声をいただき、1日の来店者数は平新年あけましておめでとうございます新年あけましておめでとうございます2025年をさらなる飛躍の年に2025年をさらなる飛躍の年に

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