NPT(核拡散防止条約)再検討会議に生協代表団が派遣され、干潟会長が核兵器廃絶を被爆者といっしょに世界へ訴えてきました。
■期間 4月24日~5月1日 ■場所 ニューヨーク市内、国連本部
世界にいまだ1万6千発以上もの核兵器が人類に恐怖を与えています。ロシア、アメリカなどわずか9カ国の核兵器保有国と核兵器を持たない大多数の国が核軍縮に向けて話し合うNPT(核拡散防止条約)再検討会議がニューヨークの国連本部で開催されました。5年に一度しか開催されないこの会議で核兵器削減に向けどこまで合意されるかに世界が注目し、核兵器廃絶を訴える被爆者と市民が結集しました。
70年前の広島・長崎でかけがえのない愛する人の命を奪われ、自らも苦しんで来られた被爆者の多くが高齢となられています。世界の各国首脳へ核兵器廃絶の悲願を伝え、NPT再検討会議の合意文書に核兵器廃絶のための道筋をつけるため、日本被団協と生協の合同代表団が国連ロビーでの原爆展や学校での被ばく証言活動、各国首脳への要請行動を行いました。
代表団に参加した干潟会長は、被ばく者の証言活動に同行しながら、組合員から寄せられたメッセージを貼った法被を着て、おりづるの折り方を教えたり、日本からのおりづるを手渡したりして国際交流を深めることができました。
核兵器(武器)を持つことによる平和ではなく、廃絶してこそ真の平和。・・・この当たり前のことを世界の人々に伝え続け、市民の力で戦争をしない、させない運動を広げましょう。組合員の皆さんいっしょに平和のための行動に参加しましょう。
■詳しい報告はこちら→NPT再検討会議 報告書
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