9月7~8日、福島の現状を自分の目で見て、話を聞いて、福島の復興を応援する旅に12名の組合員と2名の職員が参加しました。コープふくしまの野中専務と日野理事のガイドで、原発事故周辺の帰還困難区域と居住制限区域の富岡町・浪江町・飯館村などを視察しました。視察の翌日は飯館村から避難されている福島市の仮設住宅の皆さんと交流し、福島応援隊商品の桃・リンゴの生産者を訪ね、放射能検査場の視察をして福島の農産物の安全と安心を確認できました。
■9月7日 コープふくしま野中専務と日野理事のガイドで福島第一原発被災地を訪ねました。道すがら見るものは、たくさんのの除染廃棄物の山と除染作業員ばかりでした。放置された家やお店に言葉を失います。
富岡町は帰還困難区域と居住制限区域が道を挟んで隣り合わせです。放射線への不安は 大差ないのに同じ町民で賠償金の差が出来てしまうそうです。
津波を受け放射能で救出に行けなかったという浪江町請戸地区も視察しました。
■9月8日 飯館村からの避難者の福島市内の仮設住宅を訪ねました。
管理人の佐藤さんは「原発事故は人災。どうにもならない危険なものをなぜ再稼働するのか。ふくしまに学んでいない。」と話されました。自治会長の高橋さんは、「帰還困難区域に住んでいて、自分の家が目の前にあるのに勝手に入れない。まさか6年も仮設に暮らすとは思っていなかった。でもここの暮らしにも慣れてしまった。」と話されました。
■ 桃の生産者JAふくしま未来さんの選果場と、放射能モニタリングセンターを訪ねました。
消費者の安心を取り戻すため完全に農地を除染し、全品検査し放射能が無いことを確認して出荷されています。放射能モニタリングセンターで46台の測定器が稼働しています。生産者はふくしまの果物の良さと安全を直接消費者にアピールして風評被害をなくしていきたいと訴えられました。
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