コープさが生協「平和のはなネットワーク」では、戦後70年を機に、佐賀にお住いの戦争・被爆体験者の体験を若い人たちや戦後世代へ語り継ぐ活動を始めています。(この活動は、年間を通じて寄せられる組合員さんの平和活動募金によってまかなわれています。)
ご存じのように戦争・被爆体験者の高齢化によって、お話を直接聴く機会は急速に減っています。
私たちはナガサキ・ヒロシマに行って学ぶことだけでなく、佐賀にお住まいの被爆者のお話を佐賀に住む私たちが聞き、記憶に残しておくことが大切と考えます。昨年4月に、初めて鳥栖基山地区の被爆者のお話を聞かせていただくことができました。
今回は、伊万里ケーブルテレビ制作「天の川が見れたら・・・伊万里商業勤労学徒隊」を視聴したあと、当時15歳で長崎の兵器工場に勤労学徒で行き、8月9日の原爆で被災された中野隆三さん(伊万里市在住)と原一さん(有田町在住)と池田和友さん(伊万里市在住)の体験を聴かせていただきました。
戦争を2度と起こしてはならないという強い思いを、体験者から語り継いでいただく機会となりました。
当時80名の伊万里商業生が長崎で被爆され、13名がなくなられました。お話しいただいた3人もひどいけがを負われながら奇跡的に生き残られました。
現在の伊万里商業高校同窓会館の慰霊碑に最後に献花を行い祈りを捧げました。
※詳しい3人の手記はコープさが生協総務部組織企画でコピーを配布できますので、お気軽に申し出ください。
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